新年になりましたが、相変わらず平年より暖かい日が続いていますね。私はにわかスキーヤーなのですが、今年は雪がなく、行こうという気持ちすら湧いてきません(^^;) シーズンに一度ぐらいドカッと降ってもらいたいものです。こんにちは、RISEの白石です。

数十年前から自動車保険のリスクの細分化が進んでいます。今年はさらに1段と細分化が進みました。この1月から型式別料率クラスという保険料の根幹にかかわる部分が細分化されています。これは車の型式ごとに決められているもので、「対人」「対物」「傷害」「車両」の4項目についてリスクの大小を数字で表したものです。損害保険料率算出機構という団体が毎年検証し、改定行っており、各保険会社はそのデータを基に各社で型式別料率クラスを決定しています。そのため算出機構と保険会社では料率クラスが異なることがあります。その料率クラスは、これまで自家用車だと9クラスに分かれていたのですが、17クラスに分かれるようになりました。また軽四輪は1クラスだったものが3クラスに分かれました。いいように捉えれば、リスクがより細分化され、これまでより一層リスクに見合った保険料に近づいたといえるでしょう。その一方で、細分化すればするほど商品は複雑化し、理解し難いものになります。消費者がその変化についていけているのかという不安があります。そこをなるべく分かりやすいよう説明するのが私たち代理店の仕事なのかもしれませんね。

今回の変更についてご存じない方も多いかと思いますが、ブログを見た方が今後の満期の際に見積もりをみて、料率クラスが大幅に上がっていることに驚かないようになれば幸いです。