少しずつ日が沈むのが早くなってきましたね。このまま秋が近づけばうれしいのですが、日中はまだまだ暑いですね。こんにちは、RISEの白石です。

今日はがんに関するお話しです。皆さんは日本人が一生のうちにがんと診断される確率をご存じでしょうか?国立がん研究センターの情報によると男性は65%、女性は50%だそうです。私は今まで2人に1人と言っていましたが、男性に至っては3人に2人という表現の方が近そうです。さて、そんなに多くの方が罹患するがんですが、治療法は日々進化しています。ひと昔前は不治の病と言われていましたが、今は手術、放射線、化学療法の進歩により治る可能性のある病になっています。

そんな日進月歩のがん治療ですが、最近はがんゲノム医療と呼ばれる治療も出てきています。ゲノムとは遺伝子を含む遺伝情報のことで、がん細胞の遺伝子情報を調べることでがんの性質を確認し、体質に合わせた治療が行えるようすることです。現在は保険診療の標準治療がないもしくは終了した患者など一定の条件を満たす場合に、保険治療としてがん遺伝子パネル検査と言われる遺伝子情報の解析が行われます。解析の結果、何らかの遺伝子変異が約半数の方で見つかります。しかし遺伝子変異が見つかっても使用できる薬が見つからなかったり、見つかったとしても日本では承認されていない未承認薬や適応外薬だったりする場合もあり、保険適用にならず治療費が高額になることがあります。中にはそれにより治療を断念するようなことも起こってしまっているようです。そもそもがんにはかかりたくはありませんが、かかってしまった場合にお金がないから治療を諦めるなどということにならないようにできる範囲では備えておきたいものです。がん保険に興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。