朝、晩、冷え込むようになってきましたね。私は布団を厚手のものに替えるべきか先日から悩んでおります。こんにちは、RISEの白石です。

さて、皆さんは健康診断を毎年受けられていますか?企業にお勤めの方は受けられている方が多いと思いますが、事業を営んでいる経営者の方や個人事業主の方は受けていない方も一定数いらっしゃるのではないかと思います。というのも、この毎年の健康診断は労働安全衛生法で定められた経営者の義務だからです。企業は従業員の健康管理を法により課せられており、定期健康診断を受けさせなければならないのです。そのためお勤めの方は大半が受けているのです。この定期健康診断については受けるべき項目が決まっており、それらの費用については企業が負担することになっています。そのため健康診断結果は企業に帰属するものと考えられています。また、企業はこれらの健康診断の結果を把握し、問題があった場合には、医師などの見解に基づき、業務内容、就業場所、就業時間などに配慮することを求められています。一方、社長や取締役など経営者や個人事業主の方は従業員に該当しないので受診義務がありません。しかしながら健康状態を把握し健康を維持することは、長く働き続けるために必要な事かと思います。そういう点で義務はなくとも毎年受けることが望ましいし、企業のリスクを減らすという点でも重要だと考えています。

つい、忙しいなどと前向きになりにくい健康診断ですが、事業の継続にも関わる可能性がある重要なものととらえ、結果をしっかり確認し、有効に活用してみてはいかがでしょうか?