9月は毎週のように台風が発生しましたね。例年この時期の台風は九州、四国あたりを通ることが多いのですが、今年は逆行したり、900hPaを下回るスーパー台風が現れたり、多くの被害がでました。今年のようなことが例年起こらないことを願うばかりです。

こんにちは、ライズの白石です。

 

今日は先日、お客さんのところで聞いた話をしたいと思います。

お客様の遠方に住む高齢の親後さんが入院をしたそうです。親御さんは給付金がもらえる保険に加入していたので、申込みを行った銀行系の代理店にお客様が替わりに電話したそうです。

親御さんの契約といえども、契約者以外からの電話だったため丁寧な本人確認があったのですが、そこは氏名、住所、生年月日、事情など多くのことを説明して理解していただいたようです。しかし、問題はその先にありました。その代理店は保険に加入してもらうのが仕事で、保険金の請求は仕事ではないというのです。せめて保険会社に連絡して取り継いでくれるのならまだしも、「保険会社に直接請求してください、請求のお手伝いが必要なら保険会社に言ってください」と言われたそうです。当たり前ですが、お客様は非常に憤りを感じていました。

保険は請求をしなければ、本来受け取ることができるお金も受け取ることができなくなります。私たちが入口も大切ですが、出口も大切ですというのはこういうことです。中小の保険代理店は知名度もなければ、潤沢な資金があるわけでもありません。しかしながら、人事異動で数年毎に担当が替わることもないので、お客様に寄り添った対応がしやすいのです。最終的に商品や代理店を選ぶのはお客様ですが、支払いまで考えて代理店を選んでいただきたいと思っております。