すっかり初夏のような気候になりましたね。事務所内も先週から冷房を入れ始めました。ぼちぼち半袖の出番かと思いながら朝、晩、涼しい日もあり、もやもやしていましたが本日半袖デビューしました。こんにちは、RISEの白石です。

つい先日、2019年度に住宅向けの火災保険を値上げする見通しとなったというニュースが出てきました。近年、大雨による洪水・浸水、台風や竜巻による風災、雪国では雪災といった自然災害が頻繁に起こっていました。これらは火災保険で補償されるものが多く、保険会社の収支が悪化したため値上げをするという運びのようです。数年前に火災保険は35年の長期契約がなくなり、最長10年になりました。これも昨今の気候状況では将来の保険料の見通しが立たないという理由でした。住宅用の火災保険は長期契約になればなるほど割引が大きくなる仕組みになっているので、保険期間が短くなることで、結果として割引が減った形になりました。また地震保険については昨年に補償内容の変更(実態は補償の縮小)、更には度重なる地震保険の値上げも続いております。これも地震が頻繁に発生して支払いをしているため、また将来起こる可能性が高い大型地震へ備える必要があるからと言われています。このように住宅の補償に関しては値上げが続いております。

2019年度にどの程度保険料がいくら上がるかわかりませんが、近年は統計の進歩により都道府県ごとに保険料が異なる仕組みとなっております。あくまでも私の推測にしかすぎませんが、愛媛県は他県に比べ穏やかな気候のため、保険料の上げ幅も若干少ないかもしれません。そこは不幸中の幸いといったところでしょうか。私たちにできるのはせいぜい補償の見直しくらいです。多くの場合は既に適切な補償がついているので、それすらなかなか難しいのですが、稀に水災が起こらないであろう場所で水災を付けていたり、隣家がないのに類焼損害を補償していたりするケースがあります。更新の際には一度補償の中身を確認してみてください。