あっ!と言う間に今年も残すところ、あと1か月をきりました。時間が経つのは早いですね。こんにちは、RISEの白石です。

来年の1月からセルフメディケーション税制という聞きなれない税制が始まるようです。健康の維持増進、病気の予防を目的として、薬局で購入した市販薬(専門用語ではOver the Counter医薬品、OTC医薬品と呼ぶようです)の合計金額が12000円を超えるときに、88000円を上限としてその差額を課税所得金額から控除できる制度です。とはいえ、全ての市販薬が対象ではなく、厚生労働省が指定する82種類の特定の成分が含まれるものが対象になります。特定の成分と言われても、どの市販薬がこの税制の対象になるかわからないということが想定されるため、一部の商品のパッケージには対象であることを示す識別マークがつくようです。

では、実際に所得控除を受ける場合どうするのかということですが、確定申告が必要になるようです。これが大変ですね。いつも確定申告をしている方なら、そのついでに含めればいいでしょうが、そうでない方はひと手間かかります。実際に浮くであろう所得税と住民税と、申告にかかる時間とを天秤にかけてみた方がよいように思います。

この制度について解説してある厚生労働省のホームページへのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方は一度覗いてみて下さい!

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html