連日25度を超える夏日が続いていますね。体が暑さに馴染むまでは体調不良を起こしやすいと言われています。真夏に向けて徐々に暑さに体を慣らしていきたいですね。と言いながら弊社では先週から冷房を使用しております(^^;) こんにちは、RISEの白石です。

さて、この急激な気温の上昇との関連はきっとありませんが、連日、就業中の死亡事故のニュースが続いております。5月17日には広島で、自動車整備工業で働く作業員が、ダンプカーの整備をしている際に荷台の下敷きになり死亡しています。5月16日には同じく広島でクレーン付きトラックがバランスを崩し17m下に転落し、作業員2名が死亡しています。また5月11日の大阪では、市の職員が下水道検査のために入ったマンホール内で酸欠が原因と思われる意識不明状態になり、6日後に死亡しています。

このように就業中に亡くなった場合、労働保険に加入していれば遺族補償給付や年金を受け取ることができます。また、国民年金や厚生年金に加入していれば、遺族年金も受け取れます。ただしこれらは併給になれば双方満額ではなく、年金額を調整されて支払われるようなかたちになります。加えて、企業が労災の上乗せなどと呼ばれる労働災害に備えた民間の任意保険に加入していれば、企業からの一時金もあります。労災の上乗せ保険への加入理由は大きく二つあり、個人の権利意識の高まりから、遺族が企業の安全配慮義務違反などを理由に企業に対して慰謝料を請求してくる場合があり、それに備えた企業防衛という意味合いでの加入、もう一つは長年企業に貢献してきた社員が万一の際に、企業としても何かしてあげたいなどという思いからの加入です。中小企業にとって思いがけない事故で数百万、数千万、数億というようなお金は保険以外ではなかなか用意できないのが実情です。そのために多くの企業様に保険に加入していただいています。ちなみに弊社で労災の上乗せ保険にご加入いただいているお客様でも数年に一回の確率で死亡事故があり、保険金請求のお手伝いをさせていただいています。法人で従業員はいるけれども、労災の上乗せ保険に加入していない、何かしら加入はしているけれども、中身がよく分かっていないなど、ご相談を随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。