今年も梅雨らしい梅雨が始まりましたね。雨はあまり好きではありませんが、この時期に雨が降らなければ、松山は水不足のリスクを負うことになります。例年並みには降っていただきたいものです。こんにちは、RISEの白石です。

コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、少しずつですが経済活動も戻りつつあるようですが、色々な業種の方とお話しするとウイルスの影響がないような業種の方でも「先行きが不透明だから不要不急な出費は見合わせる」というような流れになりつつあります。景気は気からというので、経済の停滞は避けられないのかもしれません。

さて、リーマンショックやコロナショックなど不景気により売り上げが大幅に下がって現金に困ったという経営者の方もたくさんいらっしゃると思います。そんな時、どのように対処しましたか?1つ目は銀行に借りる方法です。財務状況が良ければ何も問題なく借りられると思いますが、状況が悪いと思いのほか稟議に時間がかかったり、必要な金額が借りられなかったりすることもあるようです。2つ目は経営者個人からの借りる方法です。これは資金力があれば、すぐに現金が出てくる点において、即効性があります。ただ、資金力は人それぞれで、あまり当てにしたくないものです。3つ目は貯蓄性のある生命保険の解約や契約者貸し付けの利用する方法です。貯蓄性のある生命保険は平たく言うと保障を買いながら保険会社にお金を預けているようなものです。解約すれば掛け金の一部がすぐに返ってきますし、解約しなくても預けているお金の一部をすぐに借りられる制度があります。解約すると保障がなくなってしまいますが、その間の保障が必要であれば、掛捨ての保障にすることでランニングコストは下がります。今回のコロナの際も多くの経営者が生命保険の解約返戻金や契約者貸付制度で助かっています。近年続く低金利や昨年7月に保険に対する税務の取り扱いが変わったことで、ひと昔前ほどの旨味はないかもしれません。しかし、保障もありながら貯蓄ができるという利便性は失われていません。今回の世界的な不況がいつまで続くかわかりませんが、たまに来るまさかに備えて、できるときに生命保険を準備しておいてみてはいかがでしょうか?いつか必ず会社の経営に役立つと思います。もし検討したい経営者の方がいればお気軽にお問い合わせください。