大型連休が終わり、早3週間が経とうとしています。もうすぐ夏が来るのではないかというような暑さになってきましたね。体が暑さに馴染んでない時期は熱中症も起こしやすくなりますので、水分補給をしっかり行ってくださいね。こんにちは、RISEの白石です。

最近、人生100年時代という言葉をやたらと耳にするようになってきました。昨日、金融庁が「高齢社会における資産形成・管理」という指針案を示したのもこの人生100年時代と繋がってきます。言葉の出所は平成29年に政府が立ち上げた有識者会議です。私が大まかに要約すると、「海外の研究者が2007年生まれの日本人は107歳まで生きると発表した。人生が長くなったから生涯学習が必要だ。学習しながら若者から高齢者までしっかり活躍してもらう必要がある」といった感じです。この話にはポイントがいくつかあります。まず、若者から高齢者まで活躍してもらうというところですが、これは今後少子化高齢化がますます進み、今の年金制度を維持できないので働ける高齢者に働いてもらって年金受給を遅らせる(総受給額を減らす)、また納める期間を延ばして今までより多く納めてもらうようにルールを変えたいという政府の考えがにじんでいます。また余命について海外の研究データを使って意図的に長くなることを強調しています。厚労省の簡易生命表によると男性より平均余命の長い女性でも2007年生まれの方は88歳が寿命だろうとされていることからも明らかです。つまり恣意的に国民に長生きだと刷り込みたいわけです。

ここで年金の話に戻ります。仮に余命が今とそれほど大きく変わらなかったとしても、日本の少子高齢化はすぐには変わらないので、今後、年金の受給額が減ることには変わりありません。そのため「年金が減るであろうことを踏まえて各自備えてくださいね」という話で金融庁の指針案が出てきています。「一体この話が保険屋に何の関係があるの?」と思われるかもしれませんが、保険はその資産形成の一手段です。長期、分散、積立という指針案に沿う形の商品があります。株、証券、外貨、投資信託、不動産など様々な投資方法があり、どれが正解かわかりませんが、検討に値するものがあると思います。もし将来に向けて準備したいという方がおりましたら一度ご検討ください。